アイカ製薬

ウイルスや寒暖差から体と心を守る2月の食薬習慣は?

2020.02.01

2月の特徴

暦の上では春ですが、二十四節気の考えと現実ではずれが生じるものなので、まだまだ寒さの厳しい冬を感じます。ですから体内も、冬の状態です。漢方で考えると、冬には【腎】が弱りやすいと考えられます。冬の特徴といえば、先月に引き続き日照時間が短いことによるビタミンDとセロトニンの不足が考えられますが、これが【腎】を弱らせる原因の一つと考えることができます。ビタミンDからは、”ディフェンシン”というタンパク質が作られ、バリア機能を高める働きがあり、体内で細菌やウイルスからの感染症予防、花粉症予防などに役立っているものでもあります。セロトニンは、心の安定や良質な睡眠のために必要なものです。

また、漢方で考える【腎】とは、腎臓と副腎を合わせたような働きを示します。そのため、甘いものやストレスにより疲弊しやすい副腎は、2月にダメージを受けやすいと予測されます。2月はバレンタインでチョコレートなどの甘いものを食べる機会が増えたり、寒暖差や気圧の変化が多くなり体が受けるストレスが増えたりするからです。そこで、2月にダメージを受けやすい【腎】を元気にする食薬習慣を紹介していきます。

甘いものを食べがちな2月は、体に優しい手作りスイーツにチャレンジ

バレンタインがある2月は、コンビニスイーツやレストランのデザートにチョコレート味のスイーツラインナップが増えたり、ギフト用のチョコレートを目にする機会が増えますよね。当然、自分で買ってみたり、いただいたりして食べることが増えると思います。見た目にも味覚にも嬉しいチョコレートですが、甘いものには依存性があるので、食べ癖がこのままついてしまっては大変です。そこで、砂糖なし小麦粉なしの食物繊維たっぷりな体に嬉しい手作りスイーツに移行してみてはいかがでしょうか。
作り方は簡単です。ビニール袋にバナナを1本いれ、オートミールをバナナと同じ体積くらい入れます。そして、手で揉みほぐしクッキーの生地と同じくらいの柔らかさにします。お好みで無糖のココアパウダーを入れたり、ねりゴマを入れても美味しくなります。これをクッキングシートに薄く伸ばして、食べやすいようにナイフで切れ目をいれ、180度のオーブンで15分くらい焼いたら完成です。甘みは十分バナナで補えますよ。クルミやアーモンドなどを砕いて入れても美味しくなります。

2月食べるとよい食材は?

まず、免疫を強化しておきたいと考える人は多いと思います。ビタミンDについては前述しましたが、他にもタンパク質、ビタミンA、亜鉛、鉄、グルタミン、ビタミンCは必要となります。
この中でも特に【腎】を支えるのは、ビタミンDと亜鉛です。先月も紹介しましたが、きくらげ、干し椎茸などきのこ類に加え、鯖やイワシ、アジ、アンコウ、サケなどお魚、牡蠣、エビ、ホタテなどの魚介類を意識的にとってみるのがおすすめです。

免疫力が低下している時に他にできることは?


手洗い、マスク、睡眠、食事も大事ですが、「1日15分程度は太陽の光にあび」、「水分補給をこまめにすること」もお勧めします。1日1.5L程度の補給を目安とするのが良いと思います。
太陽の光を浴びることで、ビタミンDの生成を促し、水分をこまめにとることで喉の乾燥を防ぎ、粘膜の働きの低下や付着したウイルスや細菌などの排除につながるためです。
マスクが十分な量、手に入らないと悩んでいるだけでは免疫は上がりません。できることを行動してみましょうね。

出典 :食薬ごはん  p71

出典 : 心がバテない食薬習慣  p74〜

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